当サイトの順位には2種類あります。 公的統計の数値をそのまま並べたものと、 複数の統計から当サイトが独自に算出したものです。 どちらであるかは、必ずページ上に明示します。
A. 公的統計の数値をそのまま並べたもの
官公庁や国際機関が公表している数値を、そのまま順位にしたものです。 当サイトが手を加えるのは、単位の表記と桁区切りだけです。
各行に、その数値の出典(調査名・発表機関・調査年)を表示しています。 同じランキングの中でも行によって調査年が違う場合は、行ごとに年を出します。
B. 当サイトが独自に算出したもの
「ストレスの溜まる仕事」のように、公的な順位が存在しないテーマがあります。 こうしたテーマは、関連する公的統計を組み合わせて算出します。
手順
- 元になる指標を選ぶ。 すべて公的統計から選びます。なぜその指標を選んだかも記載します。
- 単位を揃える(正規化)。 下記の方法のいずれかで、指標ごとのばらつきを揃えます。
- 重みを付けて合算する。 各指標の重みは合計が 100% になるようにします。
- 元データの表を同じページに載せる。 読者が計算を確かめられる状態にします。
なぜ正規化が必要か
単位の違う数値をそのまま足すことはできません。 たとえば「年収(円)」と「離職率(%)」を素のまま足すと、 桁の大きい年収だけで順位が決まってしまい、離職率はほとんど影響しません。 そのため、足す前に必ず尺度を揃えます。
| 方法 | 内容 | 性質 |
|---|---|---|
| 偏差値化 | 平均を 0、ばらつきを 1 に揃える | 飛び抜けた値の影響が残る |
| 最小最大正規化 | 最小を 0、最大を 1 に揃える | 極端な値が1つあると全体が潰れる |
| 順位化 | 値そのものではなく順位に置き換える | 極端な値に強いが、差の大きさが消える |
どの方法を使ったかは、各ページの「算出方法」に記載します。 方法によって順位は変わります。それを隠さないために書いています。
指標の「向き」について
指標には、スコアを上げる方向のものと下げる方向のものがあります。 たとえば「ストレスの溜まる仕事」では、 離職率の高さはスコアを上げる方向、有給休暇の取得率の高さは下げる方向です。 各指標の向きも表に明記します。
独自指標について、正直に書いておくこと
独自指標は「事実」ではなく「ひとつの見方」です
元になっている数値はすべて公的統計の事実です。 しかし、どの指標を選ぶか・どう重み付けするかには、当サイトの判断が入っています。 別の指標を選べば、別の順位になります。
だからこそ、選んだ指標・重み・計算方法をすべて公開しています。 「なぜこの順位なのか」を読者が検算できない独自指標は、 体感を数字で飾っただけのものだと考えています。
順位の同着について
同じ値の場合は同順位とし、その旨を表示します。 次の順位は飛ばします(1位が2つある場合、次は3位)。
データが無い場合
公表されていない項目は「非公表」、 調査対象外の項目は「—」と表示します。 0 として扱うことはしません。 0 にすると最下位として並んでしまい、事実と違う印象を与えるためです。
データの更新
各ページには、データの調査年と当サイトが取り込んだ日を記載しています。 公表元が新しい調査結果を出した場合は差し替え、更新履歴に記録します。
調査年が古くなったデータや、次回公表予定日を過ぎたデータは 自動的に検出し、見直しの対象にしています。